カシミヤニットのカスタムオーダー UTO

【カシミヤの『染め』の話④】カシミヤの深い色の秘密

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カシミヤの微妙な色合いはカシミヤの繊維の細さにあると言う話をしましたが、もう一つ驚くことがあります。これを知った時はかなり驚きそして感動しました。

目次

    絶妙なブレンドにあり

    カシミヤの微妙な色合いはカシミヤの繊維の細さにあると言う話をしましたが、もう一つ驚くことがあります。これを知った時はかなり驚きそして感動しました。
     糸の状態で染めると染料の色がストレートに出ます。これを業界では『べた染め』と言っていますが、べた染めは単純な色になりがちです。
     カシミヤ製品の各々の色は見た目では単色に思われますが、実際にその色を出すためには五~六色もの微妙に違う色のワタをブレンドしてあの色のわたを作り、紡績するのです。もちろん各々色の糸の分量も異なりますし、何色も染めることになるので相当の手間と時間がかかります。
     セーターを顕微鏡で見ると微妙な違いの色の繊維が混じっているのが分かります。
     トップグレーの色にブルーが入っているのを見つけたときは感動でした。

    わたしが書いています

    株式会社ユーティーオー宇土 寿和(うと としかず)

    宇土 寿和

    UTOの、宇土です。
    「ライブラリー」の記事で、ウールの宝石と言われるカシミヤニットの魅力や特徴を知っていただき、より多くカシミヤ製品を手にとっていただく機会が増えれば幸いです。