人は見た目で判断する
ニットからちょっと離れますが、人は見た目で判断するというファッションの重要性の話です。
よく『人は外見じゃないよ、中身だよ』といいますね。私もそう思います。
そうは言っても初対面の時はどうでしょう?相手を知っているはずがありませんから外見で想像するしかありませんね。
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第一印象の大事さ
また、ニットからちょっと離れますが、人は見た目で判断するというファッションの重要性の話です。
よく『人は外見じゃないよ、中身だよ』といいますね。私もそう思います。
そうは言っても初対面の時はどうでしょう?相手を知っているはずがありませんから外見で想像するしかありませんね。
昔、『男は黙ってサッポロビール』というCMもありました。黙っていたら余計に外見でしか判断できません。ま、CMですからね。
メラビンの法則というのがあるそうですがご存じでしょうか?
アルバート・メラビンというアメリカの心理学者が1971年に発表したそうですが、相手を判断する時、身だしなみやしぐさ、表情など見た目などの要素が55%、声の質やイントネーションなどが38%、なんと言葉や内容などは7%しかないそうです。結構ショックなデータですがこれはファッションがいかに大事かということを再認識させるデータです。(私の中では暑さ寒さを凌ぐための服は『衣料品』、自分を表現するための服が『ファッション』なんです。悪しからず)
もう一つ、初対面で相手の身だしなみを判断する時間は2秒とも5秒とも言われています。ということは逢った瞬間の印象がインプットされてしまうということです。
『あっ、良いセンスの人!』とか、『オーッ、ハデな人!』なんて。逆にその一瞬でインプットされたデータを払拭するには2年もかかるそうです。
ちょっと大げさかもしれませんが、自分に置き換えてみるとまんざら出鱈目でもなさそうです。
最初に会った時、あの人はこんなファッションだったというイメージが出来上がってしまうとその後少々違っても今日は違ったけどあの人はこうだった。となかなか最初のイメージが取れません。
初めて会う人に自分をどう理解してもらいたいか、ということは服装が自己表現の最も大事な第一歩といえると思いますね。
ビジネスマンの制服とも言われるスーツにネクタイ。どんなメッセージが込められていますか?
『私はまじめにお仕事をさせていただきます。他人とそんなに違ったことはしません、いわゆる常識人です。その代わり、あんまり面白くはありません』、と表明しているようなものだと、僕は思います。(笑)