madeinjapan日本製のこだわり
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日本の繊維産業は『風前の灯』
かつて1970年代の日本の繊維産業は、アメリカと激しい貿易摩擦を起こすぐらいに盛況で日本の重要な産業でした。その後の高度成長で日本の産業が強くなり生活が向上するにつれて人件費も高くなり人手を必要とする繊維産業、特に縫製やニッターなどの工場は安い人件費を求めて海外に移転してしまいました。その海外移転したアパレル製品が日本に押し寄せ、今では日本で流通する製品の97%以上が海外製になってしまい、日本の繊維業界は壊滅の状況です。
日本の技術と職人の生活を守りたい
かつて繊維業界盛況の時代を支えた職人もかなりの高齢になってしまいましたが、先人の技術を受け継ぎ次代へ繋げることは我々の使命と思っています。その為には製造に携わる人達の生活が成り立たなければ不可能です。その為に安易な価格競争に陥らない為に流通を簡素化させ企画・製造・販売の販売チャンネルで努力を続けています。
日本人の器用さ、東北人の粘り強さから生まれる
イタリアや英国を始め台湾、韓国、中国など多くのアジアのニット製造メーカーと仕事をするために現地の工場を訪れました。それはニット作りのレベルと意識の強さなどを知る貴重な経験でした。そんな経験を基にしても現在岩手のUTOの職人のレベルの高さは贔屓目を抜いても群を抜いています。日本人の器用さ、真面目さ。東北人の粘り強さなどは日本人職人の誇りです。
東北岩手から世界を目指す
一枚一枚丁寧に日本人職人が作り出すカシミヤニットを日本文化の一つとして、日本中はもちろん世界の愛好者に届けたいと思っています。千枚、一万枚の中から貴方の元に行くのではなく、貴方の為にみんなが力を合わせてお作りする、お洒落の御馳走を世界にお届けします。