カシミヤニットのカスタムオーダー UTO

自分の好みのゲージをみつけよう

ニットのセーターの厚さや見た目の違いの決めては「ゲージ」です。
ゲージとは何なのか解説いたします。

目次

    ニットのゲージとは

    セーターで、薄手とか厚手などは見た目や手にとった感じで違いがすぐわかりますね。薄手のセーターは細い糸で編目が密に、厚手のセーターは太い糸で疎に編まれています。その薄手とか厚手を数字で表しているが「ゲージ」です。とっても合理的なんですよ。

    ユーティーオーのインナータイプのセーターは基本的には12ゲージです。12ゲージというのは、ニットを編み立てる機械の針が1インチ(約2.5㎝)の幅の中に12本あるという意味です。ニットは編み機の一本一本の針に糸を引っ掛けることでループ状の編み目を作っていきます。セーターを見ていただくと分かると思いますが、編み目が並んでいますね。12ゲージというのは、約2.5㎝÷12ですからひと目が約2㎜の編み目のセーターということです。

    このゲージのことを覚えておくと、自分のセーターがおおよそ何ゲージかすぐにわかります。
    若干の誤差はありますが、皆さんが持っているセーターの編地の山を数えてみてください。「12ゲージのロールネックのセーターを探している」なんていうと「オッ、知ってるな」と、思われるかもしれません。自分の好みのゲージを知っている人。かっこいいですね。

    わたしが書いています

    株式会社ユーティーオー宇土 寿和(うと としかず)

    宇土 寿和

    UTOの、宇土です。
    「ライブラリー」の記事で、ウールの宝石と言われるカシミヤニットの魅力や特徴を知っていただき、より多くカシミヤ製品を手にとっていただく機会が増えれば幸いです。