カシミヤニットのカスタムオーダー UTO

knowledgeカシミヤ・ニットのまめ知識

カシミヤと365日向き合っているわたしたちユーティーオーが、保管・お手入れ・ケア・洗い方・お直しなど、カシミヤとたのしく付き合う方法をお伝えします。

【カシミヤニットを長く着てほしい】カシミヤニットのお洗濯

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カシミヤはクリーニング代がかかるから敬遠するとおっしゃる人が案外多いですね。また、カシミヤは絶対にクリーニングと思い込んでいる人も多いようです。軽くてふわふわのカシミヤニットは繊細で高価だし、失敗して縮んだりするのが心配だからクリーニングに出すのは解らないでもありません。ですが、直接お会いした人には機会があるごとにご自分での手洗いをお勧めしています。手洗いと言っても洗濯機の手洗いモードで大丈夫です。これから説明するように洗ってあげると絶対に縮むことはありません。大事なカシミヤニットだからこそ自分で洗ってあげてください。

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【カシミヤの『染め』の話①】トップ・先染め

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カシミヤ以外の、綿(コットン)や一般にウールと言われる羊などの糸を作る順番は、糸に紡績をした後に染(糸染め)を行うのが普通ですが、カシミヤの場合は『わた』を染めた後に『紡績』します。これを『わた染め・先染め・トップ染め』などと言います。

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【世界のカシミヤの聖地】岩手県北上市から世界に発信

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2011年東日本大震災で大きな痛手を負った東北。表面は復興したかに見えるところもありますがまだまだ復興半ばだと感じます。そんな東北で、『岩手の北上には、お洒落で明るい世界に通用するカシミヤの会社があるんだよ』と言ってもらえる職場を作ることこそ希望で、それが地方創生の本髄だと思います。

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【カシミヤニットに賭ける夢、カシミヤに携わる素敵な時間】UTOの面白いサービス

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UTOでご好評いただいているのが「お家でフィッティング」です。直接のお客様はもちろん、ネットでも、ふるさと納税でも好評です。カシミヤの一番の売りは「羽のように軽い」「とろけるように柔らかい」言葉や数字では表せない気持ち良さです。長年それを是非体感して頂きたいと思いめぐらしていました。

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【天使のストール】天使のカシミヤ誕生物語

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『天使のストール』は、手に取ったほとんどの人が『やわらかい!』『気持ちいい!』といってくださる、我がUTO自慢のシリーズです。カシミヤならでは、いや、カシミヤでもここまでの風合いの商品はそんなにあるもんじゃないと自負しています。この天使、初めてトライしたのが1994年ごろ。カシミヤをライフワークにしていこうとカシミヤでしかできないものを、ということで何回も試作して作り上げたものです。これを作っていただいたのが内田昭三さんという職人さんです。

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【暖かさの秘密は空気】なぜあんなに軽く柔らかいのに暖かいの?

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カシミアの魅力はなんと言ってもあの暖かくふんわりとした柔らかさと軽さですね。なぜカシミアはあんなにふんわりと柔らかく暖かいんでしょうか?ちょっと堅い話で恐縮ですが、暖かさを保つには外の冷たい空気が我々の肌の熱を奪うのを防ぐことと、自分の体温を逃がさないことですが、その壁の役目をするのが、我々の着ている衣服なんです。

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【セーターはカシミヤ山羊約2~3頭分】希少で貴重なカシミヤ

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ウールの宝石と呼ばれるカシミヤは、中央アジアの高地に生息する山羊の仲間です。冬は零下30度にもなる極寒の地ですが、夏は逆に40度を超す気温の変化が激しい処です。
 そんな厳しい冬を乗り切るために毛の間に軽くて暖かい産毛が生えるのですが、春になるとこのうぶ毛が自然に落ちて夏毛に生え変わります。このうぶ毛を人間が頂いてセーターに利用させてもらっているのですが、あの柔らかいうぶ毛を収穫する為にカシミヤを殺すことはもちろんいじめることもありません。人間とカシミヤはとってもいい共生の関係なのです。

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【成長するカシミヤ】 自分で洗って育ててください もっとふんわりと体に馴染んでくる

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UTOの天使のストールは名前の通り、軽くて柔らかく気持ちの良い、当社自慢の商品です。創業間もない1993年頃、職人さんと何度も何度も試編みして作り上げた商品なので愛着もひとしおです。以来、私の冬のマフラーはもっぱらこの天使のストール一本やりです。

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【原料のカシミヤ糸もメイド・イン・ジャパン】 要は世界トップクラスの原料です

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メイド・イン・ジャパンの製品とは。製造の主要な最終工程が日本で行われたものはメイド・イン・ジャパンと表記することになっています。カシミヤ原料の紡績糸が外国産でも日本で製造されたものはもちろんメイド・イン・ジャパンです。ですからカシミヤのように高価な原料の糸は大半が中国で大量に生産されたものと推測されます。

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【ブランドの本質】本当にいい製品は、原料ともの作りにあり

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私たちUTOは、製品の真の価値は「原料ともの作り」と信じています。「一流の素材から一流の商品と二流の商品が生れるが、二流の素材からは二流の商品は生まれても決して一流の商品は生まれない」と言われます。もちろんもの作りでも同じことが言えます。「一流の素材と一流のもの作りが合わさって初めて一流の商品が生れる」ことは誰もが認めるところでしょう。『一流の素材と一流のもの作り』この二つが合わされなかったらその後にどんなに宣伝や売り方が優れていても一流の商品とは言えないと思います。

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わたしが書いています

株式会社ユーティーオー宇土 寿和(うと としかず)

宇土 寿和

UTOの、宇土です。
「ライブラリー」の記事で、ウールの宝石と言われるカシミヤニットの魅力や特徴を知っていただき、より多くカシミヤ製品を手にとっていただく機会が増えれば幸いです。