【カシミヤニットに賭ける夢、カシミヤに携わる素敵な時間】UTOの面白いサービス
UTOでご好評いただいているのが「お家でフィッティング」です。直接のお客様はもちろん、ネットでも、ふるさと納税でも好評です。カシミヤの一番の売りは「羽のように軽い」「とろけるように柔らかい」言葉や数字では表せない気持ち良さです。長年それを是非体感して頂きたいと思いめぐらしていました。
カシミヤと365日向き合っているわたしたちユーティーオーが、保管・お手入れ・ケア・洗い方・お直しなど、カシミヤとたのしく付き合う方法をお伝えします。
UTOでご好評いただいているのが「お家でフィッティング」です。直接のお客様はもちろん、ネットでも、ふるさと納税でも好評です。カシミヤの一番の売りは「羽のように軽い」「とろけるように柔らかい」言葉や数字では表せない気持ち良さです。長年それを是非体感して頂きたいと思いめぐらしていました。
UTOカシミヤは岩手県北上市のふるさと納税の返礼品として好評を頂いています。2014年の秋、北上市商工部の部長さんから「北上市もふるさと納税を始めたのでカシミヤの商品を返礼品として出していただけませんか?」と提案を頂きました。
UTOは、2011年10月に山梨から岩手に工場を移転しました。当時東北地方は東日本大震災にみまわれた半年後の混乱状態で、比較的被害の少なかった北上市には沿岸部から600名近い方が避難して来られて厳しい生活を余儀なくされていました。
『天使のストール』は、手に取ったほとんどの人が『やわらかい!』『気持ちいい!』といってくださる、我がUTO自慢のシリーズです。カシミヤならでは、いや、カシミヤでもここまでの風合いの商品はそんなにあるもんじゃないと自負しています。この天使、初めてトライしたのが1994年ごろ。カシミヤをライフワークにしていこうとカシミヤでしかできないものを、ということで何回も試作して作り上げたものです。これを作っていただいたのが内田昭三さんという職人さんです。
カシミアの魅力はなんと言ってもあの暖かくふんわりとした柔らかさと軽さですね。なぜカシミアはあんなにふんわりと柔らかく暖かいんでしょうか?ちょっと堅い話で恐縮ですが、暖かさを保つには外の冷たい空気が我々の肌の熱を奪うのを防ぐことと、自分の体温を逃がさないことですが、その壁の役目をするのが、我々の着ている衣服なんです。
ウールの宝石と呼ばれるカシミヤは、中央アジアの高地に生息する山羊の仲間です。冬は零下30度にもなる極寒の地ですが、夏は逆に40度を超す気温の変化が激しい処です。
そんな厳しい冬を乗り切るために毛の間に軽くて暖かい産毛が生えるのですが、春になるとこのうぶ毛が自然に落ちて夏毛に生え変わります。このうぶ毛を人間が頂いてセーターに利用させてもらっているのですが、あの柔らかいうぶ毛を収穫する為にカシミヤを殺すことはもちろんいじめることもありません。人間とカシミヤはとってもいい共生の関係なのです。
UTOの天使のストールは名前の通り、軽くて柔らかく気持ちの良い、当社自慢の商品です。創業間もない1993年頃、職人さんと何度も何度も試編みして作り上げた商品なので愛着もひとしおです。以来、私の冬のマフラーはもっぱらこの天使のストール一本やりです。
ファッション業界は流通が長すぎると言われてきました。通常出来上がった製品は、工場から、商社、アパレル、小売店と渡り、ショーや宣伝などの経費をかけられて、製造費より流通経費が大きいという本末転倒の現象もみられます。
メイド・イン・ジャパンの製品とは。製造の主要な最終工程が日本で行われたものはメイド・イン・ジャパンと表記することになっています。カシミヤ原料の紡績糸が外国産でも日本で製造されたものはもちろんメイド・イン・ジャパンです。ですからカシミヤのように高価な原料の糸は大半が中国で大量に生産されたものと推測されます。
私たちUTOは、製品の真の価値は「原料ともの作り」と信じています。「一流の素材から一流の商品と二流の商品が生れるが、二流の素材からは二流の商品は生まれても決して一流の商品は生まれない」と言われます。もちろんもの作りでも同じことが言えます。「一流の素材と一流のもの作りが合わさって初めて一流の商品が生れる」ことは誰もが認めるところでしょう。『一流の素材と一流のもの作り』この二つが合わされなかったらその後にどんなに宣伝や売り方が優れていても一流の商品とは言えないと思います。
お洋服は織物と編み物で作られるといっても過言ではありません。服のほとんどが織物で、その織物は縦糸に横糸を通して作った織物で伸び縮みがなく、きっちり着用することが出来るのでアウターのほとんどは織物でしょう。一方の編み物はセーターやTシャツなど伸び縮みがするので着ていて楽です。
ファッション業界は残念なことに大量生産大量廃棄の業界と言われています。ですが、UTOは商品を廃棄することはありません。UTOが目指しているのは流行を追いかけることではなく、他人や社会にアピールしたり自慢したりするものでもなく、着ている人自身に最高に気持ちよく着て頂くため「良いものを長く着る」、ベーシック寄りなインテリジェンスのあるデザインのニットを提供することを目指しているからです。
人類は暑さ寒さや危険なものから身を守るために、獣の皮や植物の皮などで身をまとう衣を発明しました。その後文明が発展し暮らしが豊かになると衣は社会のなかで身分の違いや他人との区別をする役目も持つことになり、権力や裕福さの象徴にもなりました。
1992年の創業当時、まだSDGsという言葉が無かった頃から、天然素材を使ってもの作りをしてきました。カシミヤは酪農の牛乳と同じ農産物です。牧民がカシミヤ山羊を育て春に生え変わる冬毛のうぶ毛を収穫して生計を立てる農産物ですので持続が可能であり、廃棄することになっても土に帰るので地球にも負荷を与えません。UTOがすべての製品を成形ニットにするのもCO2を出来るだけ出さずに限りある資源を大事に使いせっかくの糸を無駄にしたくないというこだわりがあるからです。UTOは天然素材は地球環境にもやさしいもの作りが出来ると確信しています。
「カシミヤって何の動物の毛?」「カシミヤは高いけどどうして?」などカシミヤの基本について詳しく説明いたします。
「ニット=セーター」のことだと思っていませんか?
そもそもニットとは何なのか、歴史や特徴などニットの基礎知識をまとめました。
一般にウールの中で最も軽くて暖かいのはカシミヤ(カシミア)で、それは繊維の一本一本が細くて柔らかいからだとお話しましたが、厳密にはカシミヤの毛より細い繊維を持つ2種類の動物がいるんです。
素朴な疑問ですが、糸ってなんでしょう?
糸とは、『ある程度の長さと細さの繊維を束ねて撚りを掛けて長くしたもの』かな?東京農工大の先生に聞いたんですが、実は正式な定義がないそうです。一般に糸より太いものを紐(ヒモ)と呼んでいるし、縄はもっと太い。でもどの太さが糸で、どこからヒモになるのかはわかりませんね。