2013.7 10年ぶりの献血
* カシミアおやじのたわごと *
久しぶりに献血をしました。
武蔵小金井駅で『お願いします!』とお兄ちゃんが一生懸命に献血を呼びかけていました。
以前は結構献血していましたが、狂牛病が発生して、1980年代に英国に滞在した人は献血が出来なくなりました。たまたまヨーロッパ出張で英国に4~5日間滞在したのが原因で献血が出来なくなりました。
運転免許証の更新のときには府中の試験場に献血車がいるので必ず献血していたんですが、狂牛病騒ぎ以来献血の基準が厳しくなったようで、それ以後ダメなってしまい、『あぁ、これで献血は出来ないんだ』と思っていました。
実際に献血を受ける人の立場に立ってみると、輸血を受けるということは何かの病気や事故で大量に血液を失い、それこそ命の危険にさらされている時だと思います。そんな人のために自分の血が役に立っていると思うと、とっても良いことをしたという気分になって、自分自身気分がいいんです。自分のために献血しているといっても過言でもないんです。
献血をするときにはとっても慎重に健康診断をしてくれます。血圧を測ったり、比重を計ったりいろんな検査をしてくれます。もちろんちゃんとした血液を提供する為なんでしょうが、提供する人のためにもなります。
体に針を立てられただけで急に血圧が上がる人もいるそうですが、僕はどっちかというと注射はあまり苦にならないほうです。もちろん好きではありませんよ。
以前、かみさんと一緒に献血に行ったときに、カミさんの血は浮いてきてしまい『ダメですね』と言われてしまいました。比重が軽いということは、血が薄いのでしょうね。
献血の時にはとっても大事にしてくれます。ジュースはくれるし、ちょっとした食べ物も用意してあるし。
『僕は酒もタバコもやらないんできっときれいな血ですよ』なんて、冗談言いながら本でも読んでいると400ミリの採血はすぐに終わってしまいます。
献血が終わって後日血液検査結果が送られてきます。いろんな項目を調べてくれます。病院でこれだけの検査をしたら結構な金額になるでしょう。
そんなに取得のない一般大衆の自分が、普通に生活して生きていることで人様のお役に立てるならお安い御用だと思うほうです。
もっと多くの人がボランティアのつもりで気軽に献血されることをお勧めします。