2010.11 (続)ただ今在石中 消えた尿管結石
* カシミアおやじのたわごと *
前回の通信で僕が尿管結石になったことを知って、『実は・・。』と話し始める人が多く、同病相哀れむでけっこう話しに盛り上がります。尿管結石は、その時はとっても苦しいんですが、過ぎるとなんともないので色んな経験を皆が明るく語ってくれます。
かかりつけの歯医者さんの本間先生は、小金井カントリーでゴルフのラウンド中に痛みが起こって、とうとう6番ホールまで救急車が入ってきてゴルフ場の中を救急車が走るという前代未問の大騒ぎになったそうです。
また、東洋紡糸の河野部長は尿管結石との二十年来のお付き合いでの経験や情報を沢山聞かせてもらいました。
メール配信で、モンゴルのウランバートルで丸紅の建設機械の現地法人の社長をやている能勢さんから、『自分も高校生の頃にやって、今でも腎臓に石があって日本に帰るまでおとなしくしていて欲しい、いつもヒヤヒヤしている』というメールが飛び込んで来ました。
他にも、奥さんが救急車でとか、妹さんがなどと結構身近なんですね。
暑いさなかの8月、『詳しく調べましょう』と云うことで、青山内科医院の野中先生から紹介とアポイントを取ってもらい日赤医療センターへ。なかなか予約が取れず9月、やっと診てもらいました。診察の前にレントゲンを撮って、検尿に回って。相変わらず大きな病院は時間がかかりますが、診察室に入ると、担当の先生のパソコンに撮ったばかりのレントゲンや尿検査の結果が入っています。便利なもんです。
『あ、これこれ。あるよ、あるよ』、と先生。僕には小さな薄い点にしか見えないけど。それが石だそうです。『水分を十分摂ってね、出るかもしれないから』と、来月もう一度レントゲンを見てみよう』と、第一回目は早々に退散です。
一ヶ月後、またレントゲンを撮って診察。『まだあるねぇ』。『来月CTを撮って詳しくみてみよう』。ひょっとするとその間に出るかもしれないとまた翌月の予約して終わり。
11月、CTを撮って数日後に診察。『あれぇ、無いよ!』『出た実感はなかった?』。トイレに行くたびに意識していましたが、自分では全く出た実感はありません。あんなに僕を苦しめた石が、自覚もないうちに排泄されるとは信じられません。不思議です。ただ、妹が送ってくれた裏白樫の煎じ茶を毎日カミさんが作ってくれて飲んでいましたが、いくらなんでもそれで石が無くなるとは思えません・・・。
とにかく結石が消えて無くなったことで一安心。尿管結石騒動はなんともあっけなく終わりました。カミさんは煎じ茶で結石が無くなったと思っているらしく、いまだに飲めと作ってくれます。こっちは『喉元過ぎれば熱さ忘れる』でそろそろ勘弁です。