カシミヤニットのカスタムオーダー UTO

バンフスプリングス ホテル  バンフ・カナダ

カナディアンロッキーの雄大な自然を背景に、どうしてもやってみたいと思っていたのが、有名なキャッスルホテルのバンフスプリングス ホテルに泊まって、バンフスプリングス・ホテルのゴルフコースでプレイすることと、綺麗な雪解けの水の流れる川か、山の中の湖でフィッシングを体験することでした。やっぱりミーハーなんですかねぇ。

念願かなったゴルフは何とか雨にはならず、雲の切れ間から青空とロッキーの岩山が時々現れるぐらいの空模様の中、モントリオールから来たという夫婦と一緒でした。
ボー川に沿ったコースはフラットな林間コースで思っていた通りの美しいコースでなんですが、カナディアン・オープンを開催するだけあって難しいんです。
だからスコアーはいまいち。馬より大きな野生のムースがコースの中に現れたときはびっくりしましたが、憧れのコースでプレイできただけで大満足。

もう一方の釣りの方は、前日の大雨が嘘のように晴れ渡った日で、カナディアンロッキーの中でも最も美しいといわれるマリーンレイクが舞台です。

五月の末だというのに冷たい雨が降ってセーターを着ていても寒いくらいの冷え込み。この天候では釣りは無理だと殆ど諦めていました。
『せっかくカナダのバンフまで来たんだから、釣れなくてもともと、糸をたれるだけでいいから』と覚悟を決めて釣りのライセンスを買いガイドを頼んだのです。

ところが翌日は雲ひとつない青空。本当にラッキーでした。
『これでレインボー(虹鱒)でも釣れたらなんだか怖いね』などと話をしながら、ノンビリと周りの景色を堪能しつつ釣り糸を垂れていました。

小一時間ぐらい経って、『なんだか竿が重いし、手ごたえがあったのかなぁ』と思ったら、五~六メートル先で、バシャ!と魚が湖面に跳ねたのです。
ビックリです。その湖面に跳ねた魚はナント私の竿に繋がっていたのです。
ビギナーズラックって本当に怖いですね。何せ私の釣りは子供の頃以来なんですから。

釣り上げた鱒

近くを通りかかっていた遊覧船からは歓声と拍手、バチバチとカメラのシャッター。
なんだかスターになった気分です。
カナディアンロッキーの中でも神秘の湖と言われるマリーンレイクで釣り人(誰でもいい)が獲物を釣り上げたシーンは絶好のシャッターチャンスだったはずです。

40センチもあるレインボー・トラウト(虹鱒)を傷つけないように静かにリリースし、『楽しませてくれて有難う、グットラック』と挨拶するのはとっても清々しいものです。

このときのガイドのマイクの言った言葉は忘れられません。『自分で釣りあげたトラウトを自然の中で食べる味は最高だよ。でも逃がしてやったトラウトの味はもっと美味しく一生忘れないんだよ』。
良いこと言うね!!

場不スプリングGC

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