1999.6 ゼスチャーは国際語だ!
* カシミアおやじのたわごと *
気持ちの通じるテクニックを身に着けよう
クレジットカードの機関紙が送られてきますが、何気なくページをめくっていたら簡単英語コーナーというのがあり『クレジットカードで支払いする時のひとこと』の表現が載っていました。
ブティックやレストラン、ホテルなどでクレジットカードを使いたい時に必ず尋ねてみましょう。
クレジットカードを使えますか?
Do you accept credit card?
ドゥ ユー アクセプト トゥ クレディットカーズ?
このカードは使えますか?
Can I pay in this card?
キャン アイ ペイ ディス カード?
素晴らしい英語ですね。でもこんなにきちんとして話が出来る人なら、もちろん次の言葉もペラペラと出てくるとお店の人は思うんじゃないでしょうか?
多分、イェース!では終わらないはずです。『どんな種類のカードですか?』、『有効期間は?』、『何回払い?』。お店の人が何を聞いてくるか怖いですね。それにフランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語・・・。世界は英語ばかりではありません。
お勧めします。ゼスチャーの世界語を。
僕ならこうします。クレジットカードをお店の人に見せて、ニッコリ。せいぜい『OK?』。
お店で買い物をして、カードを出したら、99パーセント『このカードは使えますか?』に決まってます。自分の店で使えるカードか、期限は大丈夫かまで相手は判断してくれます。ミュンヘンだったらドイツ語、ミラノならイタリア語、バルセロナだったらスペイン語で言ったのと同じで、その上に、『私は言葉が上手くありません』も同時に言っているのと同じです。そしたら相手はたぶん、ゆっくりと、ジェスチャーや表情を主体に答えてくれるでしょう。
最初に覚えると良いお勧めの単語は、英語ではサンキューとプリーズ。フランス語でメルシーとシルヴプレ。ドイツ語ではダンケシェーンとビッテシェーン。イタリア語ではグラーチェとプレハボーレ・・・。
そうです、このありがとうとどうぞはお互いをとっても気持ちよくしてくれる言葉です。
この意味の各国語で沢山覚えられたらいいと思います。
飛行機の中でもコーヒー?ティー?と聞かれたらティープリーズは最高に良い答えと思います。ティーだけでももちろんOKですが、プリーズを付けると気持ちのいいものです。
高校の英語授業で、お茶が欲しいという問題で、私がティープリーズと答えたら、先生にギヴミー ア カップオブ ティー!ときちんと答えないと正解じゃない!と言われました。それ以来英語が嫌いになりました。ずっとティープリーズ式で通しています。