1997.11 我が家のガーデニング 支離滅裂のポット・プラントたち
* カシミアおやじのたわごと *
我が家には庭が無いのでポットばかりのバルコニーガーデン。夏の間、疲れた目と心を癒してくれた花たちもそろそろ終わりのようです。
昨今の冷え込みでコスモスが震えています。
このコスモスは二月に引っ越してきたときに、友人からもらったもので、袋に水をかけるだけで芽が出るという奴です。
最初は一見雑草が生えてきたような感じでしたが、日が経つにつれていろんな花が次々と咲いてくれて、夏中楽しませてくれました。最後がこのコスモス。
レモンは、花はたくさん咲いて良い香りでしたが、ほとんど実を付けず、一つだけついた実が何とか大きくなってくれています。
これからの課題は、一番大事にしているオリーブの鉢です。
『来年、花が咲き実がなりますよ』と、園芸家さんに太鼓判を押されて買い求めたのですが、これまではとても元気で新しい枝をたくさん伸ばしてくれました。
細い枝にオリーブグリーンと言われる白っぽい緑の細い葉が対生に生える独特の姿は南ヨーロッパの風景には欠かせない、そして何度も訪れたイタリアのフィレンツエ郊外を思い出させてくれる懐かしい木です。
オリーブオイルは望み過ぎでも、なんとか来年は実が育ってくれたらと楽しみにしています。
只、ここは北向きの為にあまり陽が当たらなく、北風に晒されそうだけど、簡単に移動できない大きさなので、何とか工夫を凝らして冬を越させてやりたいと思案中です。
狭くなった日溜りは、植物と洗濯物の場所取り合戦場。洗濯物を干す度にカミさんに怒られています。
枯れ始めたサフィニアや他の鉢も片付けるように言われているけど、まだ少しの花と緑の残った鉢を片付けるには忍びなく先延ばしになっています。