2001.5 どたばた引っ越し顛末
* カシミアおやじのたわごと *
自宅を会社の事務所にしていた時は快適な広さと環境で、家賃も気にならなかった住まい。でも青山に事務所を移したら家族二人しかいないスペースが広すぎて無駄に見えてくるから人間いい加減なものです。
丁度更新の時期なので引っ越しするのを決めたのが2月初めでした。
捜す条件は、カミさんのお店(陶器)のある国立と僕が表参道に通勤する都合で、中央線の国立から吉祥寺の間。これまでより駅に近く歩いて7分以内。もちろん家賃もこれまでより安く。と言う条件で担当はカミさんです。
条件としては普通なんでしょうが、何せ担当がカミさんですから、環境や間取り、スタイルなどチョーうるさいんです。僕ならここら辺でという処もことごとく却下、却下で瞬く間に3月に入ってしまいました。
一方、退出を告げた途端に入居者が決まり3月いっぱいで、出る日だけが決まってしまいました。
3月は一年で一番の引っ越しシーズン。4月になると途端にどっと物件が出るそうですが今は完全な品薄状態で売り手市場です。
探しに探して、出てきたのが今の住まいから駅の方に向かって3分。転勤の為に5年間だけ自宅を貸したいという一軒家。最初の条件にはあっているし、もうここに決めなくちゃ時間が無いので、妥協して決めました。ところが先住者の引っ越しが29日。30日にクリーニングして我々は31日。1日で引っ越ししなくてはならず、全然余裕がありません。その上、引っ越しシーズンの最後の最後。引っ越し屋さんがいないんです。やっと見つかったと思ったら特別料金で凄く高いんです。あ~あ。しょうがないか・・・。
30日には僕が一番心配していたベランダの植物を友人に預かってもらい、夕方引っ越し先のクリーニングの終了直後にカミさんの大事にしている食器だけは強引に頼み込んで運び込みました。
いよいよ当日、桜が咲いたのに朝から雪。先週の天気予報では晴れのはずだったのに。
こんなのはリヤカーで十分なんて言いながら、運び出すのは順調でしたが入れるのが大変。危惧はしていたんですが、テーブルが入りません、急遽、テーブルを製作した作家に電話で聞いたり大騒ぎして、何とかおさまったら、今度は食器棚が玄関から先に入らないんです。結局玄関に入って右が靴箱左が食器棚。ずいぶん狭い玄関になってしまいました。
我が家へ来られた方、ビックリしないでください。