2005.1 入れ替え戦
* カシミヤおやじのたわごと *
2014年12月11日、土曜日。今日はアメリカンフットボールXリーグ(一部)の最下位のハスキーズと二部リーグのトップのハリケーンズと入れ替え戦。
12月にしてはぽかぽかの陽気の中、屈強の男達が走りぶつかり合っています。よくもまぁこんな痛そうなスポーツを好んでやるなぁと思います。
でも今日はそんなのんきなことを言っている場合ではないんです、その中に我が社の上坂がスタメンでプレイしているので応援するにも力が入ります。
このハスキーズのディフェンスラインの厳つい男は営業で始めて訪れるお店の人をびっくりさせていますが、風貌の割には細やかな仕事振りなんですよ。何せこの体格、お昼近くになったら『腹減った腹減った』と早々と出掛け大盛をペロリ。
早朝にスポーツクラブに行ったり、休日や夜など練習は頑張っているらしくよく筋肉痛で『イテテ・イテテ』を発しています。 こんなに頑張っているんだからたまには応援に行かねばと川崎球場まで出掛けた次第。
アメフトはたまにテレビでNFLの試合を見るぐらい、大まかなルールを理解しているだけで詳しくありません。サッカーのJリーグに比べると観客はそんなに多いとはいえませんがアメリカンフットボールならではの華やかなチアーリーダー達も頑張っていました。
この日は一進一退の拮抗したゲームでしたが、勝ち上がってきたチームの勢いが勝り残念ながら上坂のハスキーズは敗退して二部へ降格してしまいました。落胆する選手達には声をかけるものはばかられ早々に家路につきました。
残念。トップリーグから二部に落ちるのは本当に残念だけど、今まで何回か応援に行った試合の中では今日の試合が今までで最も白熱して面白く応援のしがいがありました。
一部の中ではかなり実力の差があり大差での敗退の試合ばかり見てきましたので、正直ちょっと可哀相に思っていました。この悔しさをバネに今年は二部で頑張って連戦連勝して勝つ喜びやゲームの面白さを味わって是非一部に帰って欲しいものです。
『社員が社会人リーグに出るようなスポーツをやっていたら仕事に熱が入らないのでは』と心配してくれる人もいますが、僕はそうは思いません。仕事は仕事、余暇は余暇。いい余暇を過ごしていい仕事をする。それが出来ない人は仕事は出来ないでしょう。豊かな生活を築けるぐらいの才能があるならプロになればいいと思います。大人の社会人なら引き際や仕事との区別はきちんとつくはずですから。
チームスポーツもビジネスも基本的には同じだと思います。スポーツに真摯に取り組むことは必ずビジネスの約に立つはずです。いい結果を得るには、日々の地道な練習と実践で強靭な体力や高い技術、判断力、決断力、立ち向かう勇気等を身につけることが大事ですよね。才能というのもありますが・・・。
体力やテクニック以外にもスポーツとビジネスの共通点はたくさんあります。勝つ喜び、負ける悔しさ、チームワーク、責任感、サポート、思いやり、等々。そしていいスポーツマンは紳士です。 なんだか自戒のようになってしまいました。あんなに激しいスポーツなのですぐ体力の限界が来てしまうでしょうから若いうちに悔いの無いよう頑張って欲しいと思います。ただ、怪我だけには注意してほしい。