2010.8 大賑わいの深大寺と神代植物公園
* カシミアおやじのたわごと *
小金井に住んで約20年。通勤時間が長くてうんざりですが、緑の環境の良さになかなか離れられません。休日には好きな自転車で緑の公園を散策するのが楽しみです。
家からすぐ近くに野川という小さな川が流れています。川原に自然が残り良く整備された側道を走るのはとても気持ちの良いものです。
下流の武蔵野公園や野川公園によく行きます。また、年に1~2回は遠征して味の素スタジアムにFC東京の応援に行くこともあります。
花の時期などは足を延ばして神代植物園(正式には神代植物公園)もサイクリング範囲です。2~3年前までは年間パスポートを持っていたんですが、結局年に4~5回しか行かないので辞めてしまいました。
神代植物園は裏門(深大寺門)に隣接して深大寺があり、再入園が出来るので僕の中では神代植物園と深大寺はセットです。
深大寺は8世紀の天平時代に開創されたという古いお寺で、ここら辺では有名なんですがまだ全国区まではいっていないのが残念です。
神代と深大。同じジンダイなんですが、植物園は神代でお寺は深大です。明治以前は深大寺村だったそうですが、明治期に近在の村が合併して神代村になり、その頃に出来たので神代植物公園という名前になったとか。
僕のサイクリングのジンダイコースは、植物園で花を見たり、緑の森を歩いたりした後、お昼を深大寺の周りにある名物のお蕎麦を食べて帰るのが楽しみです。
今年5月中旬の週末、植物園に着いてビックリしました。入場券を買うのに長蛇の列です。調布や三鷹から到着するバスも超満員。今まで40~50回は来ていると思いますが、一年で最も賑わうバラの季節の週末と言えど こんなに混んでいるのは始めての経験です。裏の深大寺の門前もまるで原宿の竹下通りのようです。
どうしてこんなに人が多いんだろうと不思議でしたが、蕎麦屋さんの前の旗幟で気付きました。『ゲゲゲの女房』の文字です。そうかNHKの朝のドラマの舞台が調布だったんだと。もちろん普段はこの番組を見る機会はないんですが、休日の再放送でちょっと見たことがありました。その一場面は植物園裏の蕎麦屋さんの前でのシーンで『あ、あの蕎麦屋の前だ』と気付いた覚えがあります。
NHKの朝ドラの影響力の凄さを認識しました。