UTO(株式会社ユーティーオー)

2011.7 出張とホテル選び

* カシミアおやじのたわごと *

 旅が好きで、世界中を旅することが出来そうということで最初に就職したのが旅行会社でした。学生の頃からホテル関係の本を読み漁ってすっかりホテルに嵌ってしまいました。そして機会があったら是非泊まってみたいホテルが国内でも100を越えてしまいました。

  出張でのホテルを選ぶときは、どうやって決めますか?

出張の仕事先に近い街中のビジネスホテルですか?ただ寝るだけなら、安全と健康が守られ身を横たえる分のシングルベッド一台あれば良いですよね。

 出張の泊まりで40年も前の旅行屋の頃から実行していることがあります。

 普段の泊まりは当然ビジネスホテルですが、毎回会社の規定出張旅費の範囲内の安価なビジネスホテルに泊まるだけでなく、宿泊手当てに自分の小遣いを足して普段では泊まれないホテルに泊まって自分に投資することにしていました。

 もちろん仕事に絶対に支障をきたさないことは言うまでもないことですから、翌日の訪問先に着くまでは普段の通勤時間内範囲でという自分なりの規則を作っていました。訪問するお客様のところに訪問するとしても翌日はちょっと早起きすればかなりのところに行くことが出来ます。一度も遅刻したことは有りません。

 そんな経験の中で印象的なのが奈良ホテルです。日本有数のクラシックホテルですが、奈良には取引先きが全くなく京都で仕事を終えたあと奈良に向かって、翌日は5時起きで奈良公園を(のんびり)散歩して、奈良ホテル名物の朝がゆ定食を頂いて、9時には神戸の訪問先の会社に着きましたが、相手の担当者が30分遅刻するというおまけつきでした。

  食べることに『ご馳走』があるように、宿泊にもご馳走があると思っています。豪華なご馳走もあれば質素でも心のこもったご馳走もあります。僕にとっての良いホテルとはお泊りのご馳走を提供してくれるホテルなんです。

 豪華ホテルとは限りません。歴史あるクラシックなホテル。近代的なデザインのホテル。雰囲気が優れたホテル、ユニークなホテルなど色んなホテルに泊まりサラリーマンの身分では分不相応な貴重な経験ができました。

 分不相応の一流ホテルですが、経験することで物おじしなくなりました。その極めつけがパリのあのオテルリッツ。世界一という評価のオテルリッツに泊まった後はどんなホテルに行っても物おじしなくなりました。(単純!)

 この頃はグレードの高いホテルが安く泊まれる一休なんていうサイトがあるので便利ですが、営業の第一線を退いてめっきり出張の機会が少なくなって、リストアップのホテルが減らないのが残念です。

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