2019.5 改元10連休の美術館巡り
とうとう始まった改元に伴う10連休。人出の予想を聞いているだけで何処へも出かける気がしません。
比較的空き気味の都内の美術館を巡りでした。
根津美術館:南青山
通勤で毎日通る根津美術館。
久しぶりに帰ってきた尾形光琳の燕子花図屏風絵は国宝。根津の虎の子のこの絵は、稼ぎ頭のようでほとんど貸し出しで帰ってこないようです。
他の絵の印象がかすむように、やはり印象的で凄い絵です。
根津で一番の気に入りは、新緑のお庭。
筧と鹿威しの音が新鮮。
外国人がたくさん。特に西洋系の人が多いのが最近の特徴。
「新・美の巨人」という番組でやっていたので、その後はさぞ混雑したのではと思います。
聖徳記念絵画館:神宮外苑
普段でも建造中の新国立競技場が気になり、出来上がり具合を見にここら辺を散歩するのですが、今回は休日特別散歩で神宮外苑をぐるりと一周。
なんじゃもんじゃの白い花が満開で、本当に久しぶりに絵画館に入りました。
幕末から明治維新にかけての歴史が好きでここの絵はとっても興味が有ります。
日本史の教科書にあった、西郷隆盛と勝海舟の会談の絵や、岩倉大使欧州派遣の出発場面の絵はいつ見ても興味が尽きません。新札の話題があったので最年少で留学した津田梅子の姿が気になります。
連休に入っているからか、今までにない多くの来館者でした。
今日は1万歩突破。歩いた!
山種美術館:恵比寿
日本画が好きで、ここは今年に入って3回目。特に川合玉堂は楽しみです。
美術館自体が、日本橋の時や皇居のお堀端にあった時よりだんだん小さくなって寂しい。
今回は、「四季を彩る花展」でした。
ホキ美術館:千葉
今日は遠征!
表参道から新橋、千葉を経由して外房線の土気駅下車。タクシーで美術館まで。
リアルアートにびっくり。写真より凄い!
わざわざ出かけた甲斐があった。満足満足。
黒田清輝記念館:上野公園
都美術館まで行ったが、クリムト展は長蛇の列で、並ぶ根性無し
芸大横の黒田清輝記念館へ。
期待していた「湖畔」は時季外れで見れず残念。
歩き疲れて隣のカフェでボーっとする。
上野公園は人がいっぱい。
充実したのか充実していないのかさっぱり不明。
歩き疲れて老いを実感した10連休でした。