ホテル ベルサイユ ベルサイユ・フランス
パリ郊外でもっとも有名な観光地のひとつがこのベルサイユ宮殿でしょう。
パリ市内から沢山のツアーが出ていますが、私のお勧めはベルサイユ宮殿の周りの朝夕のお散歩です。だから是非お泊りをお勧めします。
大都会のパリにはない静かな雰囲気の中をのんびり散歩していると、街中とちがった優雅さを堪能できること間違いなしです。
高校の世界史の授業で、第一次世界大戦の戦後処理のベルサイユ条約の一九一九年を、「ベルサイユに行くいく」と覚えたベルサイユ宮殿とはどんな処だろうととても楽しみにしていました。
教科書に出てきた宮殿に初めて入った時驚いたのが、内部の豪華さというかあまりの煌びやかさ。そして、宮殿が大きく豪華なこと。庭の広いこと。噴水のでかいこと。何もかもスケールが大きく圧倒されるというより呆れるばかりでかなりのカルチャーショックをうけました。
日本人の私にとっては凄いほどの豪華さ。と云うよりキンキラキンです。「よくこの中で生活できるなぁ!」、「こんな処で会議が出来るんだろうか?」と、感心してしまいます。人種が違うとこうも違うのか、それとも田舎者の私が受け付けないだけだろうか?
マリーアントワネットが気に入って過ごしたという田舎造りのトリアノンにホットしました。
日帰りのツアーの場合、大きな宮殿や広い庭園などを観光しているとあっという間に時間が経ってしまい、このトリアノンを訪れる時間はほとんどないと思います。このトリアノンを見る為にこの周辺で泊まることは価値があると思います。
あんなに豪華な空間でずっと過ごしていると、たまにはこんな田舎の質素な建物や空間がホットするんだなぁと、マリーアントワネットに共感し、なんだかんだと言われているマリーアントワネットに好感を持った思い出があります。
ホテル・ベルサイユは名前の通り宮殿のすぐ近く。古く重々しい石造りの建物が多いホテルの中にあって、このホテルは新しい清潔なホテルでした。
豪華な建物やキンキラキンの内装に圧倒されて疲れた頭を冷やすのに、このホテルベルサイユの周りをのんびり散歩して、気分的にとても落ち着いた経験が甦ります。