カシミヤニットのカスタムオーダー UTO

2003.10 開かずの踏み切り

* カシミアおやじのたわごと *

 毎日の通勤で利用する駅は中央線・武蔵小金井駅です。

この駅は両側を道路が走り、東側は小金井街道という大きな通りで、今この踏切が大きな問題になっています。

 朝のラッシュ時間帯は一時間に上り列車が二十三~五本、その間を特急『あづさ』や『かいじ』が通過してほぼ二分に一本。下りも同ぐらいの本数、ということは一分間に一本の列車が通ることになります。すごい過密ダイヤですね。 そのために、遮断機が開くのが六十分になんと約六十秒。 

 遮断機が上がると長時間待たされた人、自転車、車が両方から殺到します。ベビーカーも足の不自由な老人もいます。しかも半分も渡らないうちに警報機が鳴り遮断機が降り始めるのでみんな右往左往、まるで『通せんぼ』の遊びみたいな様相です。これがゲームでなく本物の列車が来るんですからマジにやばいです。これが毎日のことですから。

 この状況を打開すべく九月末から高架工事が開始。

長い予告期間の割にはニュースの報道でもあったとおりお粗末なミスで翌日まで大混乱。おかげで、カミさんは国立のお店に行くのにバスで府中経由という旅行みたいな経路でした。

 いざ工事が始まり、各踏切には警備員を配置しても長くなった踏み切りは毎日のようにトラブルが続きます。

  通勤電車の中から踏切の様子を見ながら、ビジネススクールの設問的に『もしJRの社長だったら、高架工事完成までの五年間どうしますか?』と度々考えます。(責任はJRか行政か専門的なことは判りませんが、仮にJRに責任があるとしたら)安全を願いながら現状維持という答えではX。経営者失格だと思います。

 生活圏ですから度々あの踏切を体験していますが、今のままにして警備員の誘導ぐらいで誤魔化せる状況ではないことは明白です。死亡事故などが 起きた時の保障や業務の混乱、信頼失墜などを考えると一刻も早く積極的に安全第一の設備にしたほうが得策だと思います。

  現在は一つの踏み切りに二人から四人の警備員。仮に人件費を三人分、時給千円で十八時間で計算した場合、一日ざっと五万四千円。五年で約一億。

 私の答えはずっと前から、『工事開始までに自転車も乗れる大型エレベーター付き横断陸橋設置』ですが、多分一億かからないでしょう。超えたとしてもJRの経営の根底を左右する金額じゃないと思います。

  素人が計算しても出る結論ですが、やらないのは行政との法的な問題でもがあるんでしょうか。もしそんな責任の擦り合いならまさに住民不在。事故が起きてからは取り返しがつかないと思うんですが。

 でも、こんな踏み切りは他にもたくさんあるんですよね。

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