骨董通りは、「青山の丘の上通り」
青山付近は坂が多いんです。
「日本で一番広い関東平野」と、中学の頃に教わって以来東京はなんとなく平べったいという思い込みがありました。関東平野の地図では東京の殆どが平地の表示ですからね。
骨董通りのたつむら南青山ビル
港区で一番低い所にあるのが海岸沿いの新橋、浜松町、芝浦辺り。日の出桟橋もあります。
海を背に新橋から外堀通りを虎ノ門・赤坂見附までほぼ平坦です。
その間にある溜池は地名のとおり、400年前家康が江戸に都を作り始めた頃は、霞ヶ関から赤坂まで広がる大きな池で新橋の方から海に繋がっていたようです。
赤坂見附から渋谷に向かって青山通りはずっと上り坂で、ここ南青山5、6丁目辺りと、渋谷区になりますが、青山学院から宮益坂辺りまでが一番高いところでちょっとした丘の頂きになっています。
馬の背?通り
宮益坂から急な下りで、下りきった所が渋谷の駅。青山通りの下を走ってきた地下鉄・銀座線が東急百貨店の3階に着きますから、相当に下っているんですね。渋谷を過ぎると今度は道玄坂の急な上りになります。
江戸時代、渋谷駅の辺りは原宿の方から渋谷川が流れていたようで、明治通りはこの川に沿っている、というよりその川が道路になったようです。とするとその川の水はどうなってるんでしょうね?
UTOのある骨董通りは、「丘の上の尾根辺り」でほぼ平坦ですが、外れの富士フィルムの本社がある高樹町からは右方向は渋谷へ下り、左へは麻布へと下ります。
一方、北の方向へは原宿に向かって下っています。
たまに、原宿から当社まで歩いてこられる方がいらっしゃいますが、例の表参道のケヤキ並木の通りは原宿から表参道まではずっと上りなんです。
表参道通りは原宿から表参道に向かってゆるい上り