隠れた東京のビューポイント
毎日の通勤は、中央線の武蔵小金井から乗車し、吉祥寺で乗り換えて井の頭線で渋谷に出て、今度は地下鉄銀座線で表参道へ出るというコースです。
井の頭線は始発から終点まで座って行けるので実質の乗車時間はそんなに長くはないんですが、乗り換えでかなり時間がかかって、ドア・ツゥ・ドアでは1時間半近くかかってしまい少々うんざりです。
渋谷に着いた井の頭線はマークシティの2階に着きます。ここから地下鉄銀座線へ乗り換える為にエスカレーターで3階に上がります。不思議ですが地下鉄に乗るのに上に上がるんです。
社会に出て初めての職場が虎ノ門でした。虎ノ門は地下鉄銀座線の駅で新橋と赤坂見附の間にあります。この銀座線は日本で最初に出来た地下鉄で始発が浅草で終点が渋谷です。
初めて地下鉄で渋谷に行った時、渋谷駅に着くちょっと前に地上に出るんですが駅はJR(当時は国鉄)より上の東横百貨店の3階に着いて、ビックリした記憶があります。昔、『地下鉄は何処から入るの?と考えると夜も眠れない』と云うギャグがありましたが、この銀座線の渋谷は珍しいことに地下鉄なのに3階にある珍しい駅なんです。
乗り換えのマークシティから銀座線に乗り換える通路から見下ろす左に渋谷の交差点、右がJRへの乗り換え通路で、岡本太郎の大壁画、『明日の神話』があります。
毎朝気が急く通勤で慣れっこになっているので気にも留めていなかったんですが、年の瀬の休日出勤した時、何気なく立ち止まって通路の下のスクランブル交差点を眺めて、とっても新鮮に感じました。
ニュースなどで『渋谷』と言ったら今眺めている渋谷ハチ公前広場とこの交差点の映像に決まってます。その交差点がばっちり見えるんです。
ガラス窓に遮られているので、まるでミュート状態のニュース映像を見ている気分です。
信号が変わると凄い数の人々が行きかい、まるで壮大な騎馬戦のようです。人が止まると今度は車が道路いっぱい行き交います。その交差点を見下ろすように周りのビルには消費者金融をはじめ強烈な色の看板や、アイドルの巨大な広告が我こそと主張し合い、また駅に向かいあうビルからは4つもの巨大なスクリーンから一刻も休まず映像が発信されています。
実際に下の交差点に降りると、車の騒音、話し声、靴の音、スクリーンからの音、呼び込みの声。まさに人と車と音の洪水です。これが渋谷のパワーなんでしょう。
毎日毎日、普通にくり広げられる喧騒の光景。その喧騒の上を毎日気にもしないで、自分も含めて、わき目もふらず電車に乗り換える人、人。
外国ではこの交差点が東京の有名スポットだそうで、TVの番組で、外国からの旅行者が、『渋谷のスクランブル交差点を見たい!』、『渡ってみたい!』と言っているのを聞いてびっくりしました。一瞬馬鹿にされたような複雑な気分になりましたが、彼らにとってもは純粋に珍しいようです。
やっぱり、『日本の常識は世界の非常識?』、なんでしょうか・・・?
井の頭線は始発から終点まで座って行けるので実質の乗車時間はそんなに長くはないんですが、乗り換えでかなり時間がかかって、ドア・ツゥ・ドアでは1時間半近くかかってしまい少々うんざりです。
渋谷に着いた井の頭線はマークシティの2階に着きます。ここから地下鉄銀座線へ乗り換える為にエスカレーターで3階に上がります。不思議ですが地下鉄に乗るのに上に上がるんです。
社会に出て初めての職場が虎ノ門でした。虎ノ門は地下鉄銀座線の駅で新橋と赤坂見附の間にあります。この銀座線は日本で最初に出来た地下鉄で始発が浅草で終点が渋谷です。
初めて地下鉄で渋谷に行った時、渋谷駅に着くちょっと前に地上に出るんですが駅はJR(当時は国鉄)より上の東横百貨店の3階に着いて、ビックリした記憶があります。昔、『地下鉄は何処から入るの?と考えると夜も眠れない』と云うギャグがありましたが、この銀座線の渋谷は珍しいことに地下鉄なのに3階にある珍しい駅なんです。
乗り換えのマークシティから銀座線に乗り換える通路から見下ろす左に渋谷の交差点、右がJRへの乗り換え通路で、岡本太郎の大壁画、『明日の神話』があります。
毎朝気が急く通勤で慣れっこになっているので気にも留めていなかったんですが、年の瀬の休日出勤した時、何気なく立ち止まって通路の下のスクランブル交差点を眺めて、とっても新鮮に感じました。
ニュースなどで『渋谷』と言ったら今眺めている渋谷ハチ公前広場とこの交差点の映像に決まってます。その交差点がばっちり見えるんです。
ガラス窓に遮られているので、まるでミュート状態のニュース映像を見ている気分です。
信号が変わると凄い数の人々が行きかい、まるで壮大な騎馬戦のようです。人が止まると今度は車が道路いっぱい行き交います。その交差点を見下ろすように周りのビルには消費者金融をはじめ強烈な色の看板や、アイドルの巨大な広告が我こそと主張し合い、また駅に向かいあうビルからは4つもの巨大なスクリーンから一刻も休まず映像が発信されています。
実際に下の交差点に降りると、車の騒音、話し声、靴の音、スクリーンからの音、呼び込みの声。まさに人と車と音の洪水です。これが渋谷のパワーなんでしょう。
毎日毎日、普通にくり広げられる喧騒の光景。その喧騒の上を毎日気にもしないで、自分も含めて、わき目もふらず電車に乗り換える人、人。
外国ではこの交差点が東京の有名スポットだそうで、TVの番組で、外国からの旅行者が、『渋谷のスクランブル交差点を見たい!』、『渡ってみたい!』と言っているのを聞いてびっくりしました。一瞬馬鹿にされたような複雑な気分になりましたが、彼らにとってもは純粋に珍しいようです。
やっぱり、『日本の常識は世界の非常識?』、なんでしょうか・・・?