新装の根津美術館
会社から歩いて5分もかからないところにある根津美術館。
3年半もの長い工事が終わって、2009年10月7日にやっと新装オープンしました。
あんなに待ちわびていたので、オープンしたらすぐに行こうと思いながらなかなか機会がなく、やっとひと月後に行った覚えがあります。
新装なった根津美術館は、黒い屋根瓦に南部鉄の鋳物のようなシックな壁の建物に変わりました。
特に入口のロビーからガラス越しに見える庭園の木々がとってもインパクトがあり、博物館のようだった以前よりとっても良くなったと感じました。
根津美術館と言えば、僕はなんといっても尾形光琳の燕子花図(かきつばたづ)ですが、この絵は貸し出しの出稼ぎに出ているのか、普通では見られません。
オープンンの時は、李安忠筆・国宝の鶉図(うずらず)と重要文化財になっている牧渓の竹雀図(ちくじゃくず)を見ることができました。とても緻密で繊細な絵ですが、何分古い掛け軸で思ったより小さく、おまけに暗く離れたガラス越しなので、無教養な僕にとっては、『フ~ム、これが国宝かぁ~』って感じでした(スイマセン)。
茶陶器は、茶会の席を再現した畳の間が設えてあり、『お茶の世界も良いなぁ』、と柄にもなく和んだ気分になります。
庭園の中にある喫茶店も新しく建て替えられ、ガラス張りになってお洒落になりました。
2005年の春号でも書きましたが、何といってもここの庭園はお勧めです。芸術作品を鑑賞して火照った頭を冷やすには自然の緑に勝るものはないと思います。
東洋美術の殿堂の根津美術館なのに、僕の本音は、茶道具より庭をゆっくり散歩したいと思う罰当たりな無教養人なので、お昼休みにちょっとというには時間が足りません。
コンクリートの建物ばっかりのこの辺でこの根津美術館の緑はとっても貴重です。
3年半もの長い工事が終わって、2009年10月7日にやっと新装オープンしました。
あんなに待ちわびていたので、オープンしたらすぐに行こうと思いながらなかなか機会がなく、やっとひと月後に行った覚えがあります。
新装なった根津美術館は、黒い屋根瓦に南部鉄の鋳物のようなシックな壁の建物に変わりました。
特に入口のロビーからガラス越しに見える庭園の木々がとってもインパクトがあり、博物館のようだった以前よりとっても良くなったと感じました。
根津美術館と言えば、僕はなんといっても尾形光琳の燕子花図(かきつばたづ)ですが、この絵は貸し出しの出稼ぎに出ているのか、普通では見られません。
オープンンの時は、李安忠筆・国宝の鶉図(うずらず)と重要文化財になっている牧渓の竹雀図(ちくじゃくず)を見ることができました。とても緻密で繊細な絵ですが、何分古い掛け軸で思ったより小さく、おまけに暗く離れたガラス越しなので、無教養な僕にとっては、『フ~ム、これが国宝かぁ~』って感じでした(スイマセン)。
茶陶器は、茶会の席を再現した畳の間が設えてあり、『お茶の世界も良いなぁ』、と柄にもなく和んだ気分になります。
庭園の中にある喫茶店も新しく建て替えられ、ガラス張りになってお洒落になりました。
2005年の春号でも書きましたが、何といってもここの庭園はお勧めです。芸術作品を鑑賞して火照った頭を冷やすには自然の緑に勝るものはないと思います。
東洋美術の殿堂の根津美術館なのに、僕の本音は、茶道具より庭をゆっくり散歩したいと思う罰当たりな無教養人なので、お昼休みにちょっとというには時間が足りません。
コンクリートの建物ばっかりのこの辺でこの根津美術館の緑はとっても貴重です。