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根津美術館

骨董通りというと『古い木造の暗い店が並んでいる狭い通り』、そんなイメージが湧きそうですが、ここ南青山骨董通りは有名なブティックが並ぶ東京でも有数なお洒落通りです。
名前の通り以前は骨董屋さんが集まっている通りだったんですが、今では少なくなってしまいました。でも表側からはあんまり目立ちませんが、しっかり裏で営業したりブティックの入るビルのオーナーは骨董屋さんというのも少なくありません。 でも、この骨董通りには西洋アンティークや家具などはあまり無く東洋の古美術が中心なんです。私の想像ですが、骨董屋さん達が集まるきっかけは根津美術館じゃないかと思っています。

根津美術館の看板.jpg

根津美術館はUTOから歩いて2~3分のところです。
『東洋古美術の殿堂』といわれ茶の湯や仏教美術のコレクションが誇りで、7千点あまりのコレクションの中には国宝が7点、重要文化財や重要美術品が180点もあるそうです。興味ある人にとっては垂涎の的だと思います。

創立者は東武鉄道を初め日本の鉄道発展に貢献し財を成した根津嘉一郎翁で、この敷地も根津邸だったそうです。広大な敷地で、起伏に富んだ日本庭園は深い緑に覆われ、茶室や池があり四季を感じさせてくれるまさに都会のオアシスです。

戦後に骨董屋さんがこの通りに集まってきたそうです。美術館を訪れる人を目当てに骨董屋さんや収集家が集まってきたんじゃないでしょうか。(私の想像です)
美術館を訪れ、逸品に感動した余韻で骨董屋さんと骨董談義に花を咲かせたんでしょうね。最高の古美術を見た後に、『これは美術館級のものですよ』なんて勧められたら欲しくなるのは当然でしょうから。
骨董通りの名付け親らしい、『いい仕事してますね』の中島氏の店も近くでしたが、今は加山雄三ギャラリーです。

根津美術館の看板とロゴ.jpg

根津美術館と言えば私にとっては、国宝の尾形光琳筆・燕子花図(かきつばたづ)。あの絵に会いに行くと言ってもいいぐらいなんです。
すぐ近くですから気分転換がてらあの『かきつばた』の絵が見れたら千円の入場券を払ってもいいと思うんですが、所蔵はしていても他の美術館や催事に貸し出して出稼ぎに出掛けるのでしょう。
古美術の知識の無い私にはあの『かきつばたづ』無しでは魅力が半減です。
仕方ないので昔は庭園の中の喫茶店で庭園を眺めたり散策して帰ってきていたんですが、改装してからは庭園だけはダメになってしまいました。
何回か入場券を買ってお庭だけ散策して帰ったことがありますが、入場券で庭だけというのもなんだか馬鹿らしく、面白い企画展のとき以外はご無沙汰になってしまいました。せめて500円ぐらいでお庭だけの入場だったら毎月2~3回は季節を感じに行ってもいいなと思うんですが。

根津美術館の竹.jpg

2009年に大改造が終わりとっても素敵な美術館になりました。

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