カシミヤニットのカスタムオーダー UTO

ラッピングバスのお通り

以前ほどではなくなりましたが、骨董通りは交通量の多い通りで殆ど終日混みあって、コイン式の駐車スペースはなかなか停める事が難しい運転手泣かせの通りです。
オフィスから見下ろした真向かいが都バスの新橋行き南青山六丁目のバス停です。
この路線は『渋88番』、渋谷駅から青山通り、骨董通り、六本木通りを通って新橋までの往復路線です。同じ名前の停留所でも、新橋行きと渋谷行きではかなり離れているので慣れない人は戸惑ってしまいます。

南青山6丁目バス停.jpg

後ろのビルの10FがUTOの入るメゾン青南

2001年からこの都バスに大きな変化が現われました。
それまではアイボリーとうす緑の冴えない地味なバスでしたが、このバスのボディにカラフルな広告がペイントされたラッピングバスという愛称で呼ばれる全面広告バスが出現しました。フルペイントでなく『ラッピング』という、お役人が考えたとは思えない呼び方が新鮮ですね。
最近は全国に広がった感がありますが、ここはその草分け的な路線で、渋88路線は広告主に人気の路線だそうです。

それまでは走っていても気にも止めなかったバスが、この広告で俄然目立ち宣伝効果抜群です。
やっぱりデザインの良い(好きな?)広告のバスは商品も好意印象で、思わず振り返るほどです。デザインもセンスのいい奴、ダサい奴いろいろです。(全くの私見です)

この広告収入で都バスのかなりの赤字が埋められるそうですから、なかなかのアイディアです。
このアイディアを導入することで無から有を生み出していると思います。
多分、都バスの広告収入以上にこれを制作する方の経済効果がもっと大きいんじゃないでしょうか。

ラッピングバス 少女時代.jpg

インターネットにも、このラッピングバスの写真を網羅したページまであります。結構多くの人が楽しんでいるようです。
通行人の中には、『派手ねぇ』と不満そうな声も聞くこともありますが、私は大賛成。大いに競って良いデザインと経済効果をもたらして欲しいものです。

この頃は掲載希望者が少なくなったのか、昔の地味~な奴を見かけます。センスの良いバスを沢山走らせてほしいものです。

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