カシミヤニットのカスタムオーダー UTO

2000.11 本の整理 

* カシミアおやじのたわごと *

  学生の頃から本を読むのが好きです。カミさんに言わせればほとんどビョーキ状態。もちろん難しい本であるはずがないのですが、電車などでは本が無いと地獄ですが、本があると図書館にいるみたいに通勤時間がすごく短く感じます。

 読んだ本はなかなか捨てられない性分で、いつの間にか本が貯まってしまいます。昔下宿していた時も大家さんに『本は一か所に固めないでね!』と、云われていましたが、引っ越しの度に悩まされ、本代が凄い金額なので数年前から図書館を利用することにしています。

  「読まない本は捨てたら?」と云われ、残す本と処分する本に整理することに相成りました。

 本好きにしたらこれは大変な作業です。読んでない本は一冊もありませんし、それなりにこれはと思って買って読んだ本です。そんなに簡単に処分、って訳にはいかないんです。

 子供のおもちゃと同じで、未練がましく悩みながら、ページをめくったり、拾い読みをしたり。それでもひと月以上も掛かって2000冊の中から700冊ぐらいを処分することに『決断』しました。

 どう処分したものかと迷っているとカミさんは一言『燃えるごみに出したら?』です。

 エェッ!興味の無い人にとっては単なるゴミか?

 気分的にどうしてもゴミに出す気にはなりません。バザールにでも寄付しようかと思うけど何処にあるのかがにはには分かりません。仕方なく、『読み終わった本をお売りください』という今流行の『ブックいとう』に電話して来てもらうことにしました。

  『ブックいとう』のお兄ちゃんは本の山を見て『全部は引き取れない』と言うんです。そこで引き取れるのを選んでもらったら約150冊で2000円と言う答え。こっちは捨てるのに忍びないので全部持って行ってくれるのなら2000円でもいいと言っても選んだ150冊しかいらないと聞きません。交渉は決裂です。

  せっかく僕に知識をくれた本。出来るだけ無駄にならないようにしてあげなくては気が済ません。こうなると意地です。そこでハタと気が付いたのが、通勤の武蔵小金井の駅にある『みんなの本です、自由に持って行ってください』と書いてある本の棚です。

 あそこなら好きな人が読んでくれるだろう。

 朝、15冊ぐらい入れたら、帰りには全くなくなっています。

 誰かが貰ってくれたんだ。

 それから2ヶ月、『みんなの本の本棚』に入れる為に重い本を袋に入れて通勤する夫を見てカミさんは呆れていましたが、本人にとっては満足のいく整理が出来、満足満足の結果でした。

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