八ヶ岳高原ロッジ 八ヶ岳・長野
夏の暑さが厳しくなると高原の爽やかな空気が恋しくなりますね。
信州の山、特に八ヶ岳が好きで中央線沿線から離れられません。八ヶ岳高原ロッジは特に気に入ってこのUTOを始める前まではよく出かけて行きました。
この頃はとんとご無沙汰ですが、今迄に10回以上訪れているホテルです。
清里を過ぎて、野辺山から国道141を外れて山に向かって走ります。海抜1500メートルの雄大な高原野菜と牧場の道は北海道やドイツの田舎を感じさせるドライブコースです。
海ノ口牧場を過ぎ、右に折れてホテルの敷地に入ると道路の両側に手入れされた芝生の植え込みが現れ八ヶ岳高原ロッヂに入ったことを教えてくれます。
まもなく見事な唐松の並木道がお出迎えです。この並木のアプローチは日本の他のリゾートにはあまりお目にかかれないプロローグで、特別の愛着があります。
最初に訪れたときは人の背丈よりちょっと高いぐらいだったのが今では10メートル近い見事な並木に成長しました。この並木道に入ると現実の生活から離れ、頭の中がリゾートモードにチェンジします。
ホテルはロッジと云う名前にふさわしく、緑の中にひっそりと建てられた、素朴な山小屋といった建物です。建物の周りを手入の行き届いた芝生が取り巻き、風見鶏のある赤い屋根が印象的です。
自然をうまく取り入れて、後ろの谷の斜面に沿って新館が建てられているので、正面から見た感じは一見平屋建てのように見えます。
ロッヂに着いてまずはヒュッテまで一歩きして熱いコーヒーでもいただきに行きましょう。
急げば10分ぐらいで着く谷筋の森の道を、久しぶりの森の匂いに包まれ、季節毎に変化する自然を確かめながら30分ぐらいかけてのんびり散歩すると完全にリゾートモードにかわります。
谷を登りつめて森から出ると、小さな草原と八ヶ岳高原ヒュッテが出迎えてくれます。 日当たりのいい草原は今までの谷筋とは草花の種類もがらりと変わり、秋口なら可憐な松虫草や吾亦紅、そしてクジャク蝶やミドリヒョウモンが遊んでいて、ヒュッテからは人の気配と香ばしいコーヒーの香りが漂ってきます。
徳川家の別荘を移築したと言うドイツ風の建物のヒュッテはここのシンボル的存在で、荒削りな木の柱に白い壁、ドイツスタイルの山小屋は八ヶ岳と見事な調和です。
それもそのはず、八ヶ岳と調和が取れて敷地の何処からでも望める場所としてここに決めたと言うのを、高原ロッジの初代支配人の杉本さんに教えてもらいました。
晴れた日はここから八ヶ岳の山頂直下の山小屋まで望め、その迫力に圧倒されます。
1980年代このヒュッテが現役で宿泊施設としても使われていたときが懐かしい。 夏でもストーブが入っていて、歩くとギシギシと音をたてる床や、全館で一つしかない不便な風呂。
階段の手彫りの見事な熊の一刀彫り。一階のこじんまりしたダイニングなどが思い出されます。
また、夜中に凄い風の音で目覚め、八ヶ岳の自然の厳しさを実感したことが懐かしい。
今は夏の間の喫茶だけになってしまったのが残念です。
また、敷地の中に素晴らしい音響の音楽堂があり有名なプロの室内楽のコンサートも開かれています
バブル期に多く作られた箱物リゾートと違い、脅かすようなところは見受けられない、
大人のリゾートです。
ただ、この頃はなんとなくホテルマン達の覇気がなくなりつつあるように感じられてなりません。我々の評価はだんだん下がってきているのが残念です。
信州の山、特に八ヶ岳が好きで中央線沿線から離れられません。八ヶ岳高原ロッジは特に気に入ってこのUTOを始める前まではよく出かけて行きました。
この頃はとんとご無沙汰ですが、今迄に10回以上訪れているホテルです。
清里を過ぎて、野辺山から国道141を外れて山に向かって走ります。海抜1500メートルの雄大な高原野菜と牧場の道は北海道やドイツの田舎を感じさせるドライブコースです。
海ノ口牧場を過ぎ、右に折れてホテルの敷地に入ると道路の両側に手入れされた芝生の植え込みが現れ八ヶ岳高原ロッヂに入ったことを教えてくれます。
まもなく見事な唐松の並木道がお出迎えです。この並木のアプローチは日本の他のリゾートにはあまりお目にかかれないプロローグで、特別の愛着があります。
最初に訪れたときは人の背丈よりちょっと高いぐらいだったのが今では10メートル近い見事な並木に成長しました。この並木道に入ると現実の生活から離れ、頭の中がリゾートモードにチェンジします。
ホテルはロッジと云う名前にふさわしく、緑の中にひっそりと建てられた、素朴な山小屋といった建物です。建物の周りを手入の行き届いた芝生が取り巻き、風見鶏のある赤い屋根が印象的です。
自然をうまく取り入れて、後ろの谷の斜面に沿って新館が建てられているので、正面から見た感じは一見平屋建てのように見えます。
ロッヂに着いてまずはヒュッテまで一歩きして熱いコーヒーでもいただきに行きましょう。
急げば10分ぐらいで着く谷筋の森の道を、久しぶりの森の匂いに包まれ、季節毎に変化する自然を確かめながら30分ぐらいかけてのんびり散歩すると完全にリゾートモードにかわります。
谷を登りつめて森から出ると、小さな草原と八ヶ岳高原ヒュッテが出迎えてくれます。 日当たりのいい草原は今までの谷筋とは草花の種類もがらりと変わり、秋口なら可憐な松虫草や吾亦紅、そしてクジャク蝶やミドリヒョウモンが遊んでいて、ヒュッテからは人の気配と香ばしいコーヒーの香りが漂ってきます。
徳川家の別荘を移築したと言うドイツ風の建物のヒュッテはここのシンボル的存在で、荒削りな木の柱に白い壁、ドイツスタイルの山小屋は八ヶ岳と見事な調和です。
それもそのはず、八ヶ岳と調和が取れて敷地の何処からでも望める場所としてここに決めたと言うのを、高原ロッジの初代支配人の杉本さんに教えてもらいました。
晴れた日はここから八ヶ岳の山頂直下の山小屋まで望め、その迫力に圧倒されます。
1980年代このヒュッテが現役で宿泊施設としても使われていたときが懐かしい。 夏でもストーブが入っていて、歩くとギシギシと音をたてる床や、全館で一つしかない不便な風呂。
階段の手彫りの見事な熊の一刀彫り。一階のこじんまりしたダイニングなどが思い出されます。
また、夜中に凄い風の音で目覚め、八ヶ岳の自然の厳しさを実感したことが懐かしい。
今は夏の間の喫茶だけになってしまったのが残念です。
また、敷地の中に素晴らしい音響の音楽堂があり有名なプロの室内楽のコンサートも開かれています
バブル期に多く作られた箱物リゾートと違い、脅かすようなところは見受けられない、
大人のリゾートです。
ただ、この頃はなんとなくホテルマン達の覇気がなくなりつつあるように感じられてなりません。我々の評価はだんだん下がってきているのが残念です。