12 耐光堅牢度(たいこうけんろうど)の話
耐光堅牢度を測るには繊維を紫外線に連続して20時間当てて変色具合を図る方法が一般的です。 色物の変色や退色はそんなに差は出にくいようですが、白はかなり差が出るので素人目にも差がはっきり判ります。 『白…
UTOスタッフや職人が発信する、「モノづくりブログ」「イベントレポート」「コラム」などの読みものコンテンツです。
耐光堅牢度を測るには繊維を紫外線に連続して20時間当てて変色具合を図る方法が一般的です。 色物の変色や退色はそんなに差は出にくいようですが、白はかなり差が出るので素人目にも差がはっきり判ります。 『白…
服を製造したり販売するときに製造者、販売者として責任を持たなければならないことに堅牢度があります。主な堅牢度は3種類。耐光堅牢度、染色堅牢度、摩擦堅牢度です。 堅牢度というとなんだか難しく聞こえますが…
我がUTOがある南青山五丁目。港区青山はホンダの本社がある青山一丁目から地下鉄で二駅先の青山学院手前の七丁目までありかなり広い範囲です。 青山という地名の由来は、江戸城から見たここら辺りが武蔵野の緑の…
ウィーンは教会の多い街です。街を歩いていると方々からよく教会の鐘の音が聞こえてきます。 シューベルトやベートーベンなどの音楽家の印象が強いせいか、鐘の音も荘厳な交響曲の一部のように聞こえてきます。 イ…
いろんな色をランダムに繋げて作ったストールです。作る方が楽しみながら配色したもので、世の中に2枚とないものです。 軽くて柔らかいカシミヤストールで製品としては全く遜色はありませんが、糸継ぎが途中に出る…
『UTOは一枚一枚丁寧な物作りが真情というのは分かるけど、素材のカシミヤのグレードはどの程度なの?』と聞かれることがあります。説明しにくいんですが、業界の人には次のように説明するとほとんどの人に合点し…
繊研新聞で常務取締役をされていた阿部さんに聞いた話ですが、イタリアのスーツを作っているメーカーで、試着だけを仕事にしている人の話です。 毎日毎日スーツに袖を通して出来上がったスーツの着心地をチェックす…
カシミヤの季節は寒くなってからだとお思いではありませんか? UTOでは、まさに今、春からの受注会でオーダーを頂いたものを生産しております。 しかし、カシミヤを触るのも暑い! なんなら見るのも暑い! け…
2001年9月から書き始めた『UTOニット便り』。 その時に会社のある骨董通りの様子を紹介しました。 その時の文章を再現したいと思います。 2012年の現在、あれから10年が経ちますが、現在の店を( …
表参道の交差点にある交番。いつ通りかかっても誰かが道を尋ねていて、『いったい一日に何人が来るんだろう』と要らない心配をしてしまうぐらい利用者の多い交番です。 その交番をちょっと入ったところにお寺がある…
この倉敷IVYスクエアに泊まって夕方や朝早く倉敷川の周りの美観地区を散歩するのが何よりの楽しみです。出張で岡山辺りでの仕事のときでもつい倉敷まで来て泊まることが多くなってしまいます。 掘割のある倉敷美…
以前ほどではなくなりましたが、骨董通りは交通量の多い通りで殆ど終日混みあって、コイン式の駐車スペースはなかなか停める事が難しい運転手泣かせの通りです。 オフィスから見下ろした真向かいが都バスの新橋行き…
ここから歩いて一分のすぐ近くですが、ここメゾン青南へ引っ越す前のオフィス(バックボーンハウス)の窓の下は渋谷行きの南青山六丁目のバス停でした。 反対側は比較的低層の緑の多い住宅が広がり、遠くは新宿・赤…
突然ですが『莫大小』をご存知ですか? これをメリヤスと読める人は業界人か、私より年配の方ではないでしょうか? 80年頃、私がニット屋になりたてのころです。 ニット製品を作って戴いている会社の社長さんを…
また、ニットからちょっと離れますが、人は見た目で判断するというファッションの重要性の話です。 よく『人は外見じゃないよ、中身だよ』といいますね。私もそう思います。 そうは言っても初対面の時はどうでしょ…
地球温暖化防止の為に限りある資源を大切にしようと世界中が取り組んでいますね。 UTOがセーターに誇りを持つひとつに、『セーターはエコロジー』というのがあります。(ちょっとおおげさかな?) 服は織られた…
ニットの話からは外れますが、70年代の旅行屋の頃、海外特にヨーロッパを旅している時に格式のあるホテルやレストランなどで夕食を摂ることがよくありました。 「今夜のディナーはネクタイ着用できちんとした服装…
今のところ、UTOがもっとも評価して戴いているのが、『多くの色の中から、貴方の希望のサイズで作ります』というセミオーダーメイド的なもの作りじゃないでしょうか? ニットはお直しは出来ないのが常識ですね。…